スマホ機種変更時の注意点【SIMロック・周波数帯・SIMカード】
近年、スマホのSIMロック解除の義務化に伴い、スマホの機種変更やキャリア移行が以前よりもしやすくなり
中古スマホの普及も広がったため、自分でネットや実店舗で機種を購入し、機種変更をする方が増えてきました。
しかし、未だ機種変更には多くの落とし穴があり、知らずに後悔をしてしまったという方が多くいらっしゃいます。
当店にも機種変更についてのお悩みやご相談が、連日多く寄せられております。
今回は機種変更時に必要な知識・注意点について解説させて頂きます。
注意点① SIMロック
まず第一に気を付けなければいけない点が「SIMロック」です。
え?SIMロックは解除が義務化になったんじゃないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このSIMロック解除の義務化は2021年以降に発売されたスマホが対象になっています。
詳しく説明すると、2021年以降に販売されたスマホは、消費者が携帯電話会社からスマホを購入する際に
原則SIMロックを解除して渡さなければならないというルールになっています。
では2021以前に発売されたスマホはどうかというと、SIMロックがかかっている状態のものが今でも多く存在します。
SIMロックがかかっていると、自分が契約している通信契約によっては使えない可能性がでてきます。
そのため、2021以前に発売された中古スマホを購入する際には、SIMロックが解除されているスマホを選ぶ必要があります。(「SIMロック解除済み」と表記されているもの)
SIMロックがかかっているスマホの場合でも、キャリアショップに持ち込めばSIMロックを解除してもらえる場合もありますが
手数料がかかるため、初めからSIMロックが解除されたスマホを選んで購入したほうがよいでしょう。
注意点② 周波数帯
スマートフォンは電波を使って通信を行っています。
ネットはもちろん、メールやLINE等のやり取りも電波によって可能になっています。
電波は周波数帯(バンド)によって区分けされており、各携帯会社によって使用している周波数帯が異なります。
周波数には限りがあるため、国(総務省)によって区分けが決められており、各携帯会社にそれぞれ使用可能な周波数帯が割り当てられています。
この「周波数帯」は、スマホを選ぶうえで非常に重要です。
実は、利用できる周波数帯は機種によって異なっています。
例えば、、、
①現在A社で回線契約をしている
↓
②機種変更のためにB社が発売した機種(SIMロック解除済み)を購入しA社のSIMを挿入した
↓
③電波が立たず、利用できない
といったことが発生します。
そのため、スマホを購入する前に、そのスマホが現在自分が利用しているSIMで使用できる周波数帯かどうかを
事前にしっかり確認しなければいけません。
そうしないと、せっかく買ったのに使えないという最悪の結果になってしまう可能性があります。
注意点③ SIMカード
最後に注意しなければいけないのがSIMカードです。
先述した、SIMロック解除・周波数帯をすべてクリアしていても、使用できない・・・
そんな場合は、SIMカードの種類が関係しているかもしれません。
現在一般的に流通しているnanoSIMと呼ばれるSIMカード、見た目やサイズは一緒でも
実は種類が複数あり、このSIMカードは、Aという機種では使用できるが、Bという機種では使用できない
ということがあります。(キャリアによって異なる)
特に、あるキャリアではSIMの種類が10種類程あり、同じキャリア内でもSIMを交換しないと使用できないというハチャメチャな状態に(-_-;)
SIMロック解除の義務化がされても、これじゃあ意味が無いように思いますが、どうなんでしょう・・・
正直言って他社への乗り換えをさせないように防いでいるようにしか思えませんね(*_*;
SIMを交換するためには、結局キャリアショップに行って手数料を払い、交換をしてもらうほかありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一口に機種変更と言っても、気を付けなければいけない点が多々あります。
これらを自分で調べて、間違いの無いように機種変更をするというのは、電子機器が苦手な人からすればなかなか難しいと思います。
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