iPhoneの電池の減りが早いときの原因と対処法
iPhoneのトラブル例『電池の持ちが悪い』
スマホを使用していて『最近、電池の減りが早くなった』と
感じたことのある方は多いのではないでしょうか?
電池の減りには『バッテリー』が関係しています。
スマホに使用されているバッテリーは
『リチウムイオン電池』というバッテリーが使用されています。
いまやスマホは私たちの生活に欠かすことのできない重要なツールです。
連絡や決済の他、写真撮影、ゲーム、動画視聴、音楽鑑賞など、、、様々な場面で使用されています。
使用用途が多い分、駆動時間(バッテリーの容量)は常に改善を求められる重要な部分です。
移動中や土地勘のない場所でスマホの電池が切れそうになって、心細い思いをすることになった経験がある方も多いのではないでしょうか?
スマホは年々、機能の充実だけではなく使い勝手の向上もされていてバッテリーの持ちも良くなっていってはいるのですが
それでも使っているうちに『以前より電池の減りが早くなってきたな…』、『急にバッテリー持ちが悪くなったな…』と感じることもあります。
iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなる原因
実は、スマホのバッテリーの持ちが悪くなるという症状の原因は1つではありません。
バッテリーの仕組みであったり、スマホの使い方のせいであったり、
OSをアップデートしたことが原因でバッテリーの減りが早くなる場合もあります。
1. バッテリーの劣化や異常
電池の持ちが悪いという症状で最も多いのは『バッテリーの劣化』です。
リチウムイオンバッテリーは経年劣化する『消耗品』であり、スマホを長く使用していけば必ずバッテリーは劣化していきます。
また、バッテリーは稀に初期不良があり、新品なのにもかかわらず電池の持ちが悪い等の異常が見られる場合もあります。
劣化したバッテリーや異常の見られたバッテリーは新品と交換することによって、電池の持ちが改善され、快適に使用出来るようになります。
これが良く言う『バッテリー交換』です。
2. 設定の問題
スマホの設定内容によっては、電池を多く消費してしまう状態になってしまっている可能性があります。
主なものは『プッシュ通信』『位置情報サービス』等です。
『プッシュ通信』とは、メールやニュース、アプリ等で新しい情報が届いた際に通知する機能で
スマホを閉じている時も、スマホのホーム画面に通知されます。
ホーム画面への通知表示・通知音・バイブレータの振動、どれも単体では僅かなものですが
1日に数十件数百件も受け取っているようなら馬鹿にできない負担になっています。
『位置情報サービス』は、地図アプリでのナビ操作やGPSを使ったゲームで使われている機能です。
これらのアプリは、使用時間が長くなりがちなので知らず知らずのうちに電池を多く消費してしまっている場合があります。
これらの機能は設定からオフにすることで電池の持ちを改善することが出来ます。
でもそれだとせっかくの便利な機能が使えない!とお思いになるかもしれませんが、ご安心ください。
全てをオフにするのではなく、「必要ない・関係ないアプリのGPS機能」のみをオフにすればいいのです。
いろいろなアプリをインストールして使用している方が多いと思いますが、そのアプリの中で
GPS機能が無くても良いのでは?と思えるアプリのGPSのみを、設定からオフにしてみて下さい。
意外にもGPSを使わなそうなアプリでもオンになっている場合 があります。
3. バックグラウンドのアプリが動いている
iPhoneでは、アプリを開いていない状態や、そもそも操作をしていない状態であったとしても、バックグラウンドでアプリが動いていることがよくあります。
このバックグラウンドで動いているアプリが多い場合や、バッテリー消耗の多いアプリが動いている場合、非常に早いスピードで充電が減ってしまいます。
iPhoneのバッテリーの持ちが悪いと感じた場合は、使っていないアプリを終了するようにしましょう。
4. プッシュ通知が多い
プッシュ通知とは、アプリが自動的に新着メッセージやその他お知らせなどを通知する機能のことです。
プッシュ通知が多い場合も、充電の消耗が加速します。
そのため、不要なプッシュ通知はオフにして可能な限りプッシュ通知を減らすことで、バッテリーの消耗を最小限にできます。
5. 低電力モードを使っていない
低電力モードとは、iPhoneの一部の機能を制限することによって、バッテリーの消耗を押さえる状態のことです。
低電力モードを活用することで、バッテリーの消耗が激しい場合でも、充電を長持ちさせられます。
ただし、ディスプレイの明るさが暗くなったり、バイブレーション機能が停止されたりといった、機能の制限が発生することは、考慮しましょう。
6. iPhoneが常に高温になっている
iPhoneは、大量のアプリを起動するなどの、大きな負荷がかかる操作をした場合、熱を持つことがあります。
iPhoneは0℃~35℃の環境下で使用することが推奨されており、この温度を超えることで、iPhoneのパフォーマンスが落ちるほか、バッテリーの消耗も早くなるのです。
もし、iPhoneが熱いと感じた場合は、不要なアプリを終了するとともに、放置しておきましょう。
どうしても、iPhoneの熱が収まらない場合は、iPhoneが故障している可能性があります。
最悪の場合、バッテリーの発火などの事故にも繋がるため、早めに修理業者に依頼しましょう。
7. Wi-FiやBluetoothを常にONにしている
Wi-FiやBluetoothを使用していると、そうでない場合と比べてバッテリーの消耗が早くなります。
たとえWi-FiやBluetooth機器に繋がっていなくても、ONにするだけでバッテリーの消耗は早くなるため、使わないときは、OFFにしておきましょう。
スマホの電池の減りが早い!と感じたらチェックすべきこと
電池の減りが早く感じたら、まずバッテリーの状態を確認してみて下さい。
注目すべきは、『バッテリーの最大容量』です。
バッテリー最大容量とは、新品でフル充電したときを100%として、最大何%まで充電できるかを示したものです。
・iPhoneの場合
①設定を開く
②「バッテリー」をタッチ
③「バッテリーの状態」をタッチ
④最大容量を確認
で確認が可能です。
・Androidの場合
Androidの場合は、残念ながらバッテリーの状態を確認できないものもあります。
対応している場合は、機種やOSのバージョンによって手順が若干異なりますが、
①設定を開く
②「システム」をタッチ
③「端末情報」をタッチ
④「機器の状態」もしくは「バッテリー情報」をタッチ
⑤バッテリー性能を確認
で確認が可能です。
Androidの場合、iPhoneの様に〇〇%と小刻みな数字が表示されるのではなく
「80%以上」「50%~80%」「50%以下」
の様に表示されます。
バッテリーの交換時期の目安は、最大容量が『80%以下』になったらと言われています。
しかしこの数値はあくまで目安であり、正確ではない場合もありますので、一つの目安として考え
バッテリーの減りが早く感じるようになったら『バッテリー交換』をすることが良いでしょう。
iPhoneのバッテリー交換
バッテリーの劣化や異常を感じたら、『バッテリー交換』が必要です。
バッテリーを交換することで本来の性能を取り戻し、快適に使用出来るようになります。
バッテリー交換は画面割れなどと違い、緊急性の高い修理ではありませんが、
バッテリーの劣化を放置してしまうと
・急に画面がつかなくなってしまう
・バッテリーが膨張してしまい圧力によって画面が割れてしまう
・バッテリーが発火する
等のリスクがあります。
そのため決して放置はせずに、早めにバッテリー交換をすることが大切です。
バッテリー交換は、長くスマホを使用していくためには必ず必要なメンテナンスです。
当店では、経験豊富な修理スタッフが、iPhone、iPadはもちろん、様々な種類のAndroidのバッテリー交換に対応しております。
最短即日20分~修理が可能ですので、お急ぎの方や緊急時なども
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